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04.安全で心やすらぐまちづくり

最近の災害・異常気象から改めて思うこと。それは今までの常識が通用しないことです。台風や豪雨はより頻繁に、より強力に、見たこともない進路や範囲で発生し、想像を上回る規模の被害をもたらすようになっています。これらの自然災害に対応するためには、これまで以上に「自助」「共助」「公助」が連携し、“地域ぐるみで防災力の向上”を図っていくことが重要です。

 はじめに、災害時の情報伝達については、防災行政無線や昨年10月から導入しましたLINEなども含めたSNSの利活用、「FMいずみおおつ」との連携など多種多様な手段を活用し、市民の皆さんに正確に情報が伝わるよう研究してまいります。  

 また、コミュニティに根ざした地域防災訓練などを継続的に実施することで、地域防災力のさらなる向上をめざします。

 さらに、言語や聴覚に障がいのある方や日本語を話せない方の通報などに対応するため、スマートフォンなどを利用して、緊急通報ができるNET119や多言語通訳サービスを導入します。

 加えて、今後発生が懸念される大規模地震に備え、市内にあるため池周辺の被害想定区域調査を実施します。

 そして、自然災害によって致命的な被害を負わないだけの「強さ」と、被災後も地域活動や経済活動が可能な限り速やかに回復し、成長を持続できるだけの「しなやかさ」を併せ持った地域・社会づくりを進めるため、国土強靭化について国・大阪府と連携しながら推進してまいります。